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この写真は七月工房の玄関のアプローチです。古い民家を改築して事務所にしています。東京の代々木駅から程近い場所ですがこんな静かな別世界があります。
by sitigatu_atelier
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カテゴリ:介護の家( 13 )
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「介護の家」 完成
7月末の猛暑の中、引越が無事完了し、いよいよ「介護の家」での生活が
始まりました。

昨年の11月に、母親が一人住む母屋を改修、一部解体する工事から始まり、
この母屋に寄添うように息子夫婦が住む新しいすまいが完成した訳です。
母屋と新しいすまいをゆるやかにつないで、母親の認知の症状をみながら、
「つかず離れず」の「介護の家」の生活がいよいよ始まったのでした。

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手前が母親の住む母屋、
正面が息子夫婦の住む新しいすまい。
2つの建物がゆるやかにつながって
「介護の家」が完成しました。

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「介護の家」は密集するまちなかに建つ
「都市の小屋」です。

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2階の夫婦寝室は、1階や母屋と
孤立しないよう、吹抜けと
デッキテラスでつながっています。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-08-04 16:59 | 介護の家
介護の家  現場報告-11
「介護の家」も今週、役所の完了検査、引渡し、そして、引越しと続きます。

そこで恒例のおひろめ 兼 ワークショップが17日の土曜日に開催されました。
作業内容は、木製建具への蜜蝋ワックスがけ、ヒノキ縁甲板フローリングへの
ひまわり油塗り、 2階テラスの木格子手摺への栗渋+ベンガラ塗り、そして
外部板塀への栗渋塗りです。
梅雨明け当日の強い日差しを浴びながらワイワイと楽しく作業が進み、
総勢15名のパワーで3時間程で無事終了しました。
そして、参加者全員で乾杯したビールの美味しかったこと。
手づくりの料理をいただきながらの楽しい語らいに時のたつのも忘れました。
3月初旬から始まった工事がここに竣工しました。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-07-20 18:08 | 介護の家
介護の家  現場報告-10
先日、介護の家の足場と仮囲いが撤去され全容が現れました。
はじめて目にする全容に緊張し、感激しました。
プロポーションや色彩、納まり、周辺とのなじみなど、
「イメージ通り」であったか否かが一目でわかるわけですから。

赤と黒のコントランストはイメージ通りでした。
テラス手摺の木格子に塗った赤は栗渋にベンガラを混ぜたものです。
微妙に変化する色を慎重に調合しました。「美しく色あせる」ことをイメージ
しながら刷毛で塗り、布で刷りこむようにふきとるわけですが、これは僕と、
住み手の兄の二人で汗を流しました。
この工程をこれから、あと何回か繰り返して色を安定させようと思っています。

足場がとれると現場はラストスパートです。今週末に木製建具が取りつくと
ほぼ完成です。木部塗装は「栗渋」をはじめ、「蜜蝋」や「ひまわり油」を最後に
仲間と塗ることになっています。終わってからのビールが今から楽しみです。

今、「あじさい」が盛りです。事務所の「がくあじさい」が今年もきれいに咲きました。




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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-06-25 18:11 | 介護の家
介護の家  現場報告-9
6月に入って介護の家の完成まで、あとひと月になりました。

今朝、現場で大工さんから、
「最近は、全て建材メーカーのキッド材で組て立てる現場が多い中、
今回は全て手づくりなので、とてもやりがいがあった。」
と言われました。とてもうれしい言葉でした。

最近は「設計」ではなくカタログの中からの「選択」で家が出来てしまう
現状があります。そこには本来、建築がもっている自由で楽しい発想は
生まれません。そして職人の「わざ」も衰退するばかりです。
何の「てらい」も「わざとらしさ」もなく、ただただ必要なものだけを
職人のわざに託してつくってゆく、素朴だけれど豊かな空間、「介護の家」
にはそんな思いがこめられています。
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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-06-07 17:50 | 介護の家
介護の家  現場報告-8
連休も終わって、まさに「薫風の候」となりました。
介護の家も順調に工事が進んでいます。

先日「住宅瑕疵担保履行法」による第2回目の現場検査があり、
筋交いの位置や金物の取付け状況、テラス部の防水納まりなどの
チェックを受け、無事通過しました。

現在は電気、ガスの配管、天井、壁の内装下地材の取付けなどが
進んでいます。
現場脇の母屋に住むお母さんも職人さんが頻繁に出入りする活気ある
毎日を楽しんでいます。

「人と触れること」が介護をする方も受ける方も救われると実感します。
この建設プロセスそのものが「介護の家」なのだと感じています。

このところの陽気で事務所のツタも毎日急激に成長しています。
室内から見るこの「緑のカーテン」はとても涼しげで、季節の贈り物に
感謝するわけですが、同時にスキあらば室内にも入りこむ勢いの旺盛な
生命力に驚くばかりです。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-05-11 15:29 | 介護の家
介護の家  現場報告-7
なかなか春らしい陽気になりませんが、それでも今東京では桜が満開です。

そんな中、4月6日に「介護の家」が上棟しました。
めずらしく晴天に恵まれて気温も20°近くまで上って、
鳶5名、大工2名の人力による建て方は1時間半程で完了しました。

ところで昨年10月1日に住宅瑕疵担保履行法がスタートして、
工事施工者は構造耐力上主要な部分や雨水の侵入防止に関して
10年間の瑕疵担保責任を負うことが義務づけられました。

その第1回の現場検査が、基礎配筋終了時の3月末に行われました。
次回は屋根工事が完了し、内装下地張り直前に行われます。

全国の住宅着工総数が80万戸程度になった今こそ、良質なすまいを
供給するチャンスと捉え、施工者側へのこのような義務と同時に、
設計者も丁寧に、慎重に設計作業を進め尚かつ「守り」に入らず、
建築の新しい可能性を探ってゆく姿勢が必要だと考えています。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-04-08 20:46 | 介護の家
介護の家  現場報告-6
先週、施工会社と工事契約し、昨日地鎮祭を行ない、
いよいよ来週から着工です。

坪単価60万円というローコストですが、
質素に徹し、無駄を省き、日当りや通風を十分享受して、
介護しながらも自分たちの生活を守り元気に暮らすための
明るい「介護の家」が6月末の完成目指してスタートです。

先日、中央区湊に行ってきたのですが、隅田川越しに見た
「大川端リバーシティー」の夜景が見事でした。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-03-09 16:22 | 介護の家
介護の家  現場報告−5
1月14日に確認申請書類一式を区に提出、
2月5日に確認済証をもらいました。
いわゆる4号建物なので、例えば構造に関しては、
設計者の判断にまかされているので、それだけ責任が
重いわけです。

特に今回はコンパクトなローコスト住宅なので、出来る限り
無駄をはぶき、なおかつ耐震性をそなえた豊かな空間を
獲得することをテーマとしています。
現在、見積もり調整中で2月の末にはいよいよ着工の予定です。

模型写真で白い平屋部分が昨年末改修工事が終わった
母親が住む住宅、隣接する2階建てが次男夫婦の住む
今回の住宅です。

小さな単位のすまいを、「つかず離れず」の位置に配置して、
介護する方もストレスがかからない、明るいすまいづくりを目指しています。d0097607_15484214.jpgd0097607_15485491.jpg
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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2010-02-08 15:53 | 介護の家
介護の家  現場報告−4
「介護の家」プロジェクトの第一段階である既存家屋改修工事が
ほぼ完了しました。

西側妻壁につけた耐震木格子は、外側に鉄板を平葺きして
その姿は隠れてしまいましたが、柱と梁に緊結された格子面が、
丸腰のこの家屋に耐震性という武器を持たせたわけで、
その外壁面は、なんともたのもしく見えます。

コンパクトにまとめられた新しいトイレや、サッシにとり替えて
温室のようになった廊下など、息子さんに見守られながら、
老人が一人で暮らしてゆく小さなすまいが出来上がりました。

ところで先週、つくばへ行ったのですが、そこで「栗渋」を発見しました。
栗の実をとったイガの部分を煮詰めてつくるのですが、実際に
塗った所を見ると落着いたベージュ色で、とても感じがいいのです。
この「栗渋」をつくっているのは、つくばで民家再生などを手がけ
独自の木造建築を実現させているアーキテクトビルダーの
「けんちく工房 邑」の皆さんです。
以前、土浦で住宅を設計した時に、その施工をお願いした縁で、
今でもおつき合いが続いているのです。

さっそく、この「栗渋」を「介護の家」のトイレの
シナ合板戸などに塗ってみることにしました。
年明け早々の施工ですが、とても楽しみです。

つくばでは、「けんちく工房 邑」の方に、
美しい集落や、民家再生の現場などを案内していただきました。
その豊かな風景や、100年200年と生き続けている民家に住みついでゆく
意志に触れて大いに力づけられました。

今年も美しい集落や風景に沢山触れた1年でした。
また、介護や耐震という身近かな問題に建築家として
立ち向かうこともできました。

来年早々からは「介護の家」第2段階の新築工事がスタートします。
その経過は引き続きこのブログで報告してゆきます。

皆様、来年も良い年でありますように。

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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2009-12-25 17:33 | 介護の家
介護の家  現場報告−3
改修工事が始まって3週間、「手壊し」による部分解体と、
既存部材を生かしながらの改修工事はやはり時間がかかります。
トイレの移設が完了した後、廊下のサッシ取り替え工事を終え、
昨日、今日でいよいよ耐震木格子の取付け工事を行いました。

今まで内壁だった部分が外壁になるわけですが、
そこに、2寸角の栂材を縦横455ピッチで格子状に組み、
既存の柱と土台、梁にコーチボルトで緊結しました。
既存壁は土壁で、予想通り筋交いが入っていませんでした。
そこに木格子を全面的にはり付けることで、格子接合部の
めり込みが地震時の変形をやわらかく吸収するわけです。

格子面積は約8.5㎡、加工場でのきざみと現場での取付けで
ほぼ2日の工程でした。
引き続き格子外面に構造用合板12m/mをはり、鉄板を葺いて
耐震木格子内蔵の外壁が完成します。



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Top▲ | by sitigatu_atelier | 2009-12-16 16:42 | 介護の家
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